地域支援の取組み ~当社のSDGs活動ご紹介~

当社は、神奈川県川崎市幸区新川崎にて、食品や飲料の製造工程から出る「仕込み粕」や「食品残渣」から、ヘミセルロースやセルロースなどの糖原料を抽出し、合成~ペレット化~製品化を行っております。(第1の資源有効活用)

 

しかしその抽出工程からは、さらに様々な植物残渣が発生します。それら残渣を余すことなく使い切るために、定期的に当社では、歩いて10分ほどのところにある標高35メートルの「加瀬山(かせやま)」へ残渣を運び、公園植栽・農園整備の活動を行っている地域ボランティアの方々にご提供させていただいております。

 

これらの植物残渣は、枯草や落ち葉、米ぬかなどと混ぜられ、覆いで囲われ、半年ほどすると堆肥になります。

そして、その堆肥は、加瀬山にある公園の樹木・草花や、畑の作物に使用されます。(第2の資源有効活用)

 

大変ありがたいことに「栄養たっぷりの肥料が無償で手に入って嬉しい」とのお言葉を頂戴しました。

どうも通常の残渣に比べて、抽出工程を経た残渣は一旦細胞が破壊されているため、養分が吸収しやすくなっているようですね。

 

公園の草花は、近隣の幼稚園や小学校の生徒さんたちが、毎年植え替えしています。